HIRATA YUZEN FACTORY 京都について

京都-壬生 MIBU in KYOTO



京都で型友禅が始まって約200年。



そして、京都壬生の地で約70年。

HIRATA YUZEN FACTORYは、

この地で半世紀以上、染色業を営んでおります。



京都の壬生は、幕末に新撰組が屯所を置いたことでも有名な地であります。



新撰組
-壬生屯所旧跡 八木家-

近隣には、昭和の面影を残した商店街や街並みが

今でも存在いたします。





西新道錦会商店街
-西新道錦会商店街-

京福電鉄や阪急電鉄、JR鉄道いずれの沿線も近く

昭和の時代には大きく栄えた地域でもあります。



京福電鉄
-京福電鉄-

壬生-染 MIBU DYEING

壬生一帯はかつて、

水が生まれる場所


"水生"


と呼ばれていたほど、

良質な地下水が湧くことで知られています。


そのため、この地では染色業が盛んとなりました。

現在でもさまざまな染色業者が混在している地域です。


そんな壬生の地に

HIRATA YUZEN FACTORYはあります。

壬生高樋町
-HIRATA YUZEN FACTORYがある壬生高樋町-

HIRATA YUZEN FACTORY京都 HIRATA SENKO Co., Ltd

HIRATA YUZEN FACTORYでは主に、

"手芸/和雑貨" "着物全般" "浴衣" "手ぬぐい" "琉球紅型" "踊り衣装" など、

様々な業種の染色を行っております。

染色
-染色風景-

当社では、昔ながらの技法で、

1枚づつ職人の手作業によって和紙染色を行います。



伝統技術の伝承は、京都のみならず

日本全国で喫緊の課題ですが、

需要を自ら創出することで解決したいと考えています。

色合わせ
-1色づつ職人が色を見ながら調合を行います-

これからのHIRATA YUZEN FACTORY FUTURE STORY

現在あるオリジナル商品は、

友禅和紙を使用したオリジナルトートバッグです。



友禅トート
-友禅和紙で仕上げたトートバッグ-

幅広いスタイリングができる、

普遍的でありながら革のポイント使いが印象的なトートバッグ。



染色後手揉みをすることでシワを出し、

表地は、本革のような存在感を実現いたしました。


染色後さらに、同じ技法で水に強くなる加工を施します

短時間であれば鞄表面の和紙に水をかけても問題ありません。


また、薄い和紙を使用しているので、その見た目を大きく裏切る軽さです。

カラーバリエーションは京友禅の特徴である鮮やかな色を揃えました。



縫製は古い歴史を持つ鞄産業の地である兵庫県豊岡市の鞄製造会社と提携し

縫製していただきます。

縫製作業
-兵庫県豊岡での縫製風景-

兵庫県の豊岡市での鞄作りの歴史は古く、

奈良時代に始まった柳行李(柳細工のかご)づくりが起源です。

高い技術力は長く受け継がれ、明治時代には鞄の一大産地となりました。

現在も豊岡には多くの鞄製造会社があり、

その確かな品質で多くの人に支持されています。



和紙を素材とした鞄は、あまり前例が無いそうですが、

豊岡の鞄製造会社さんにお願いする事が出来ました。



. . .

皆様のご協力のもと、

ひとつひとつ、職人の息遣いが感じ取れる商品が実現いたしました。



「この価値を作り手として使い手に直接届けたい。」

そんな思いが詰まった商品です。



是非、手にとって感じてみてください。